てふてふ園

綴ります紡ぎます

練乳いちご撲滅委員会

こんばんは。遅れてきた反抗期、てふてふです。

 

突然ですが今日はお昼にパンケーキを食べてきたのでそのことについて書いていこうと思います。

 

と、いうわけで行ってきました原宿。

平日ということで空いてはいたんですが、僕はあまりこの町が好きじゃないんですね。

混んでるから。人が多いから。

 

早速店に向かうと既に長蛇の列。野郎二人で並びましたよ一時間半。

周囲の人たちに軽くホモ疑惑をかけられながら入店。

 

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はい、どーん!!

大量にホイップクリームが乗ったいちごのパンケーキです!!

他に言い方はないのかとか思ったりしますが気にしない。

 

見ての通りホイップクリームがとても多いですが、凄く軽くてふわふわしていてまるで羽毛布団。

パンケーキももっちりとしていて、今まで家で作っていたホットケーキが偽物だということに気付かされてしまいました。

 

何だこの滑らかなホイップクリームは!絹製か!絹製なのか!(?)

いくらでも食べられる!!!うめえ!うめえ!

これが本物のパンケーキや!!!!!!!

 

 

 

と、この時は思っていました。

 

パンケーキを二枚食べた辺りで違和感が確信に変わる。

 

 

 

飽きた。

 

 

鮮やかに飽きました。

ここでテーブルの脇に取り皿があったことに気付く。

まさか分けて食べるのがスタンダードなのか?

 

気付いたところで後の祭り。テーブルの上には二つの巨塔。

「昔は丼で生クリーム食べてたのにな。これが年を取るってことかへへっ」

なんて減らず口を叩く余裕もなく、ついに無言の時間が流れる。

さっきまで軽やかだったホイップクリームも、今では何日も干していない布団のように重たく胃にのしかかる。

噛みきれないパンケーキ。

磁力を帯びた口。

食器の無機質な音。

石になった両手。

 

 

 

って書くと全然美味しくないみたいですが、そんなことはないです(笑)

とても美味しかったです。

ただホイップクリームを二倍にするのは、よほど自信がない限りよした方が良さそうです。

僕も思った以上に体がホイップクリームを受け付けなくて老いを感じましたよ。

認めてなったんですけどね。

隣の女の子たちも途中で完全に沈黙していました。

よくテレビでやってる超大盛りチャレンジとかで、最後の一口が中々口に運ばれなくて苛々することってあるじゃないですか。

あと少しなんだから頑張れよって。

無理っすわ(笑)

 

まあ強いて言うなら、いちごはシロップ漬けにしないでほしかったですね。

かの千利休はスイカに砂糖をかけて出されたときに憤慨したという(今回の件とは全く関係ない)

自分の真心を尽くすのが茶道であり、それ故に全ての虚飾を払い、ギリギリの本質を追求するものであるという(今回の件とは全く関係ない)

つまり、いちごをシロップに漬けることは、本来の美味しさを殺す虚飾であるのだ(今回の件とは全く関係ない)

 

 

本日得た教訓は、

パンがなければケーキを食べればいいということはない。