てふてふ園

綴ります紡ぎます

タイピング

タイピングが好きなんです。

別にタイピングが得意なわけでも早いわけでもないんですけど。

最近仕事でもめっきりタイピングをすることが減ってしまったので、己のタイピング欲を発散できず悶々としています。

 

何かタイピングをする場が無いかと毎晩思索にふけ、眠れない夜、キーボのせいだよ。さっき打鍵したばかりなのに。

眠るといえば、巷で流行りのポケモンスリープ、例にもれず私もやっています。睡眠時間を架空計上する日々。睡眠不足の自分と対比して元気なポケモンたち。これだから粉飾はやめられないぜ。㈱ポケの査察が入らないか、日夜震えて過ごしています。かいふくのおこう?げんきマクラ?いや、課金アイテムですしもったいないので……。あ、いえ、無課金で遊ぶのもなあということで、初心者パック?的なものは買いましたよ。社会人の嗜みとしてね。

あ、粉飾決算は駄目ですよ。その場しのぎは後でツケが回ってきますよ。バレたら大変ですし、倫理的に駄目です。見た目だけ着飾って誰かと付き合えたとしても、その後中身が駄目駄目で愛想尽かされちゃうとかあるじゃないですか。え、「先ず見た目で駄目だったら、その先はなくない?」って?ぐぐ……そんなこ

「人は五感のうち視覚情報から8割の情報を得ているよ」「メラビアンの法則って知ってる?」「例え話下手では?」「顔も悪いし、話も下手で、これではモテませんな。ガハハハ」「お前そもそも何でも恋愛で例える奴嫌いだろ?」

うるせえ!データを持ってくんな!メラビアンの法則?知ってるよ!営業時代に研修でそれっぽいこと習ったわ!ルッキズムの塊め!!モテたい!!!因みに何でも恋愛で例える奴はマジで嫌いです。

まあ、でも見た目って、大事ですよね。この間、キングダムの実写版を見たのですが、例えば最初の方、信と漂が剣の修行をしているところで、役が山崎賢人さんと吉沢亮さんでなくて、その辺の野郎だったら全然盛り上がらないし、楊端和が面を取ったときに、長澤まさみでなくおばさんが出てきたら興醒めですよね。(面を取る)(髪の毛ふぁさっ)「!?」って反応にならないと思う。

美女とイケメンでないといけない場面あるよな。持って生まれたものは仕方がないので、我々は嫌悪感を与えないように清潔っぽく生きていこうな。いやあ、それにしてもキングダム、登場人物の漢字が難しい。調べちゃったよ。漫画読みたいな……読むか……。

あ、因みにメラビアンの法則は、人はコミュニケーションに於いて、視覚情報から50%強、聴覚情報から40%弱、言語情報から数%の割合で影響を受けるとか受けないとか、なんかそんな感じの法則だよ。間違ってたらごめんね。詳しくは調べてみてね。

 

閑話休題、タイピングがしたいならタイピング練習ソフトでも叩いていれば?と思うじゃないですか。駄目なんですよ。用意された文章を転記するのでは満足できないんです、やらされている感があって。自分で文章を考えたいんですよ。取り分けて文章が上手かったり、話が面白かったりするわけでもないのですが、生意気。

今までタイピング欲を満たしていたメールもチャットも激減したのでどうするかなと、それで思い出したんですよ。こいつのことを。ブログ、書いていたじゃないかと。

と、いうわけで古のブログを掘り返してきました。過去のブログなんて恥でしかないので、使いたくはないのですが、新しくブログを起こすほど気力はないし、読者も居ないだろうからまあいいやってことで、これにしました。

 

 

 

いやあ、久しぶりに文章書いて満足したな。満足……しちゃったな……。この後続くのか、これ?

蟻が出た。

タイトルの通り、部屋に蟻が出た。

 

――それは一人暮らしをしてから、三年目を迎え突然に、

 

在宅勤務をしているある日、ベッドの真上に窓があるのだが、そのカーテンを開けると黒い点が目立った。

埃が溜まったんだなあ等と思いながら、眺めているとこの埃、動いているように見える。

近眼の為近付いて凝視してみると、この黒い点、なんと蟻である。思わずのけぞる。その時の反動なのか、今でも腰と背中が痛い。

しかもこの黒点、そこら中にある。そこら中を蠢いている。やめろ、ベッドの上を歩くんじゃない。カップ麺等の食糧に群がるな。

その日は在宅勤務であったが、Web研修でもあった為、始業時間となってしまい、蠢く黒点を一旦放置し、パソコンに向かう。

その日は私の直属の上司が講師を務める研修だった。申し訳ないが、後ろの状況が気になり講義に全く集中できなかった。

休憩時間となり、振り返る。

 

「やだ、増えてる」

 

そう増えているのである。一体どこに侵入経路があるのか。いや、心当たりはある。この物件、平成元年生まれと中々趣深い建造物なのだが、腐っても鉄骨鉄筋コンクリート造、そうSRC造なんです。

通常コンクリート造は気密性が高いはずなのだが、この部屋、夏はカーテンを閉め切っていても室温は30度を遥かに超え、冬は5度を下回る。そう、外とあまり変わりはないのである。明らかにどこかに穴が開いている。

ほんとエアコンのある時代に生まれて良かったです。

 

部屋中に余すことなく広がる黒子を掃除機で余すことなく吸い取った。インターネットで調べるとどうやら蟻はアルコールが苦手らしい。僕は今やはぐれメタルより会うのが困難で、ラストエリクサーよりは容易く手に入るアルコールスプレーを、侵入経路と思わしきところにこれでもかというぐらいに吹き付けた。

その結果、それ以来蟻の侵入は落ち着いた。

そして、僕は引っ越しを決意するのである。

今まで物件探しや引っ越し作業の手間から、引っ越し自体を面倒に思い避けていた。何より、少々の不満はあっても、初めて一人暮らしを始めたこの部屋に愛着が湧いていた。さながら、あいつのこういうところが気になるけど、過ごしてきた時間が長く、それを超えて愛おしさを感じてしまう幼馴染カップルのような関係だった。

でも限界が来てしまった。一つ臨界点を超える出来事が起きてしまうと、悪いところ、気に入らないところが、源泉の如く噴出してしまう。止まらないのだ。「今年の梅雨は例年以上に梅雨らしい梅雨で、この部屋では耐え切れず色々なものがカビだらけになったこと」「設置されているエアコンが、いつの時代にものか分からないくらいの年代物で、フローリングの色と大差ないくらい黄ばんでいて、全く効かないこと」「内覧したときに落ち葉で荒れていたベランダが、入居するときもそのままになっていたこと」「十二月の入居の時に巾木が外れていたので、物件のオーナーが修理に来てくれたのだが、思った以上に破損していたらしく、材料の持ち合わせがないから、年明けの一月に修理に来ると言われ、既に三度の一月を経過していること」等々……今まで我慢できていたことが我慢できなくなり、引っ越しを決意した。こうして熟年離婚が起こるんだなと、恋愛経験も乏しく、まして結婚などしていない僕が、この世の真理を知れた。その点は非常に勉強になったと思う。

 

昨日、申し込んでいた部屋の審査が無事におり、転居先が決まった。ほっと胸を撫でおろし、帰路に就く。コンビニに寄り弁当と金麦を買った。部屋に入ると、居た。久方ぶりの邂逅。頭、むね、はら、に分かれる昆虫。そう、蟻だ。僕は慌てて心当たりのあるカーテンを開ける。

 

めっちゃ居た。

いや、居るのは自分のせいかなとも思った。それも初めて蟻を観測した日に、蟻の出所を知りたいのと、部屋中に散らばってほしくない一心で、思い当たりのある窓のところに、スーパー蟻の巣コロリを置いておいたのだ。その日西友で買ってきた。

設置後も、今や純金よりも価値があると聞くアルコールスプレーを余すことなく、吹き付けていたので、蟻は見なかったのだが、最近それをさぼっていたのだ。このスーパー蟻の巣コロリ、噂に違わず、相当の誘因力だ。いや、引くほど居たよ。もぞもぞしていた。スイミーの反転バージョンだった。5分間くらい、わーってか細い声を上げながら眺めちゃったもん。スーパー蟻の巣コロリ、本物です。

ただ、奇しくも侵入経路は分かった。やはり窓だった。窓の右側からもぞもぞと蟻が十数匹、いや見えていない部分にもいるであろうから、数十匹が姿を現しては消えて、現してを繰り返していた。眺めていると次第に怒りが湧いてきて、今回も掃除機を両手に、大量虐殺厭わず、最早一遍の猶予無しなんて呟きながら全部吸った。すべて燃えるゴミに出した。今日が燃えるごみの日でよかった。

ただ同時に切なさにも似た虚しさ、もの悲しさが僕を襲った。蟻たちに罪はないのだ。ただ真剣に生きて、生活を豊かにする為に、領地を開拓するのに至り、今回は僕の部屋に当たったのだ。しかもその行先も毒餌だった。ただ一方的に奪われる辛さを僕たちは進撃の巨人から学んだのではなかったのか。でも駆逐するしかなかったのだ。君たちは僕の生活を脅かした。生きるとは奪い続けるものなのだ。

 

窓のサッシを養生テープで塞いだ。もう退去まで剥がさない。

 

気を取り直して、シャワーを浴びようとした。気が付いたら、上記の行程を全て全裸で行っていた。帰宅後直ぐにシャワーを浴びようとしていたからだ。私はひどく赤面した。いや、その前に既に顔を真っ赤にして、怒りながら掃除機で蟻を吸っていたけど。

 

入浴後、コンビニで買った弁当を温め、ジョッキにビールを注ぎ、一日の締め括りの晩酌を嗜もうとした。以前はコンビニおにぎりにはまっていて、おにぎりとビールが夜の幸せの代名詞であったが、今ではのり弁とビールに夢中だ。だってのり弁って酒のつまみしか入っていないじゃあないですか。揚げ物数種に、漬物、僕が普段買う物は焼きそばが極少量ときんぴらごぼうも入っている。ごはんは締めにぴったりだ。ただ昨日はのり弁が無かった。のり弁がだよ。のり弁なんかいつも売れ残っているのに、何故か昨日は無かった。仕方がなく別の弁当を買ってきた。

 

その弁当、ご飯に黒ゴマがかかっていた。あれを彷彿とさせる。っていうか蟻だ。もう蟻にしか見えない。一日を締めくくる食事、のり弁を買えなかった代わりに、買ってきた弁当のご飯の上に散らばるは、もうどうしようもなく蟻だった。なんか心なしか食感もぷちぷちしていた。

 

 

 

――遡って今週の日曜日のこと、部屋干し派の僕は、窓を開けて外の風を洗濯物に当てていた。

 

窓の外の風景は視界の端に入っていて、網戸越しに何かが往復しているのが見えた。何往復もしているので注視してみると、それはアシナガバチだった。室外機から流れる水に用があるらしい。水を取り込んで飛び立つ先を見ると巣があった。立派な巣があった。と、いうかめっちゃ近くにあった。ベランダから1メートルもない電線にあった。蜂の子の様子が、普通によく見えるし、何よりアシナガバチが沢山居た。

もうやだこの部屋、早く引っ越したい。

天の川に架ける橋

夏休み最後の日となり震えが止まらないてふてふです、こんにちは。

前回の秋田旅行から帰ってきて、5日のこと。「あー明日から仙台旅行だなー」なんてぼんやり考えながらパソコンをいじっていた。今度は6日から7日で仙台旅行に行く予定を立てていたのだ。

いつもの流れでFacebookにログインすると、前回の日記で書いた子(誘いを断られた)が投稿をしていた。お、大阪旅行の投稿だな、今4日目か。なんて思い内容を覗いてみたら、

 

「8月5から10日まで大阪に旅行しています*」

 

なんて書いてあるじゃないですか。嘘でしょ。展開がベッタベタ過ぎる。こんなことってあるんだ。作り話にしかないと思ってた。こんな思いをするなら花や草に生まれたかった。と、僕の心の奥底の一番柔らかい部分に小さな傷が付いたところで、仙台旅行、始まる。

 

そんなわけで新幹線に乗り込み来たぜ仙台。

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付いた瞬間便意を催したので、駅のトイレに駆け込んだら、五つあるトイレが満席。まあ新幹線が停まる大都市の駅のトイレだもんな。そりゃ混雑もするよなって端にちょこんと立っていたのですが、待てども待てども空かない。どうなってるんだ。トイレで瞑想でもするのが、仙台人の掟なのか。結局10分くらい待ったところで、一つ空いたので滑り込んだ。早速仙台の洗礼を受けるてふてふであった。

 

8月6日から仙台では七夕祭りがやっているということで気を取り直して見に行ってみた。

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商店街にこの色鮮やかなクラゲのようなものが等間隔にぶら下がっていた。これが七夕祭り。圧巻である。ただこのクラゲ、顔に当たるぐらいの高さに吊るしてあって、最初のうちは気にならなかったが、次第に鬱陶しくなり、五つある商店街のうち二つを回って満足した。

f:id:tefutehu:20140806103431j:plain交差する欲(命名:てふてふ)

七夕祭りということで、街中至る所に短冊があるんですけど、その中に「何度も何度も喧嘩するけど、お前がいい」ちょっと恥ずかしいことが書いてあったりしました。

 

そうこうしている内にお昼になったので行ってきました、利久。やっぱ仙台といったら牛タンでしょ!

f:id:tefutehu:20140806111209j:plain牛タン定食

牛タンは歯ごたえ絶妙だし、テールスープの牛肉は口の中で解けるし、とろろはマジとろろで最高だった。

昼食後散策再開。ものぐさなので地図を見ずに歩いていると、高等裁判所に辿り着いた。法廷と変な縁ができると嫌なのですぐに距離をとった。そのあと東北大学の中を突っ切り、瑞鳳殿へと向かう。

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瑞鳳殿マジカラフル。

その後は仙台城跡に行った。

この仙台城跡が思った以上に山で、登り切るまでにシャトルバスらしきものに三回抜かされた。帰りは勿論乗車。

f:id:tefutehu:20140806143445j:plain仙台城跡より

中々いい眺めでしょ。まあ僕は息が切れて景色を楽しむどころじゃなかったんですけどね、ハハッ!

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あとは展示されていたみんな大好きセーラー服などを見て終わり。

 

夕飯も懲りずに牛タンを頂きましたよ。

f:id:tefutehu:20140806192258j:plain牛タンシチュー。店員にこれと煮込みどっちがオススメか聞いたら怪訝な顔をされたものの、シチューだと答えたのでこっちにする。二度と聞かない。

f:id:tefutehu:20140806190623j:plain茹でタン。柔らかい。

f:id:tefutehu:20140806192950j:plain浦霞。美味しい。

f:id:tefutehu:20140806193121j:plainハラコ。しょっぱい。

夜は少し七夕祭りの様子を眺めて、露店で焼きそばと小籠包とたこ焼きを買って帰った。たこ焼きはあまりにも不味かったので捨てた。

 

 

8月7日。僕は懲りずに牛タン定食を食べていた。当然美味しい。しかし、気に入らないことがあった。許せないことがあった。隣で中学生が1,300円もするこの定食を談笑しながら食べているのだ。嘘だろ?僕なんて中学の時はお昼ごはん何かにお金をかけられなかったから、牛丼かハンバーガーの二択だったってのに、牛タン定食?百歩譲って大戸屋等の大衆定食屋の定食なら許そう。しかし、牛タン定食だと?と、まあ器の小ささを見せるのはこのへんにして、牛タン定食美味しかったです。

このあと間髪入れずにずんだ茶寮でずんだ餅とずんだシェイクを胃の中に放り込み、軽い胸焼けとともに松島へ。

松島といったらあれでしょ。遊覧船でしょ。早速駅の案内所でチケットを購入し、乗船場に向かう。

f:id:tefutehu:20140807135409j:plainデッキ席に直行。

f:id:tefutehu:20140807140100j:plainウミネコさん眼光鋭すぎ泣いた。

f:id:tefutehu:20140807141053j:plainいや、この遊覧船滅茶苦茶風強いし、揺れる。船が揺れる度にカップル達がきゃ~ってね。抱き合っちゃってたりしてね。もうね、ニー、ファー、ウェアエーバー、ユーアーとかやりかねない勢いでね。いやいやこれ豪華客船違うぞ?1,500円に600円上乗せすればこのデッキ席にも座れるぞ?しかもネットとかで予約すれば割り引かれるので皆さまご乗船の際にはそちらのご利用もどうぞ。

カップルたちが熱いタイタニックを演じている横で、僕は何をしていたかというと勿論抱いてましたよ、支柱をね。片腕で支柱を抱きかかえて必死に写真を撮っていました。船も揺れましたが、何よりも心が揺れましたね。

 

楽しい遊覧船から降りて、次は何をしようかなって案内所で地図を眺めていると、縁結びにまつわる橋があるじゃないです、しかも三本も。

これは渡るしかないでしょ。誘いを断られた上に嘘まで吐かれた男にはこれ以上のものはない。ということで渡ってきました。

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先ずは福浦橋。出会い橋ともいって、渡ると良縁に出会うらしい。因みに橋の先の福浦島には弁天堂があり、カップルで来ると弁天様が嫉妬して別れるらしい。ガハハハ!はあ。

f:id:tefutehu:20140807150808j:plain一人だから影だけ写してきた。

f:id:tefutehu:20140807151603j:plain弁天堂

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お次は透かし橋。縁結び橋である。何故透かした。怖いだろうが。

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最後に渡月橋。悪縁を絶つ縁切り橋とのこと。時間がまだまだあったので、瑞巌寺や円通院も見て回った。

f:id:tefutehu:20140807174650j:plain最後に滑り込みで海鮮丼を食べて今回の旅行終了。一人でする旅行もまた楽しいってことを知った夏休みだった。

f:id:tefutehu:20140807181851j:plain帰りの松島海岸駅ホームより、雨雲の切れ間

北上しましょう

こんにちは、社会人五ヶ月目てふてふです。

実は只今絶賛夏休み中でして、楽しい毎日を過ごしていますよ。

夏休みということでね。やっぱり女の子と遊びたいじゃないですか。夏という季節にあやかって、開放的になったところに仕事の話とかで共通点見つけて、「あ、てふてふ君もそうなんだ」とかなって、あわよくば一線超えちゃったりしたいじゃないですか。一夏の思い出綴りたいじゃないですか。そんな淡い思いを胸に、ある同期の女の子に予定聞いたりしました。が、連絡来ず。さすがの僕もへこみましたね。まあ後日返信あったのですが、「2日から9日まで大阪に行くから無理」とのことでした。

おいおい随分リッチじゃねえか。

連絡を一回スルーされ、返事があったと思ったら予定ぎっしりと一粒で二度美味しい構成で、僕の脆い発泡スチロール製の心はぽろぽろと崩れ、他に誘おうとかそんな気は起きませんでした。

というか、誘える子がこの子しか居なかったわ、ハハッ!

 

 

                            楽しい夏休み おわり

 

 

 

 

 

いやいやいや、終わりませんよ。旅行行ってきましたよ、同期と二人でね。三日前に新幹線を取り、移動中に宿を取るという強行スケジュールでねじ込んでやりました。

行き先は秋田、8月3日~4日の一泊二日。東北行ったことないんですよ。僕の我が儘で決めました。

 

行きは特に何もなく、14時頃に秋田に着きました。暑い。なんだこれ、東北って北でしょ?北国でしょ?なんで暑いの?なんて文句は口に出しません。社会人ですから。

取り敢えず秋田駅の周辺を散策。街でした。東京とあまり変わりはありませんでしたね。道路の車線も多いですし。片側四車線中三車線が右折専用と直進を蔑ろにした道路や、四車線の一方通行など都会を象徴する道路が数々ありました。

 

ひと通り散策を終えて、取り敢えずチェックインして、ご飯を食べに行こうという話になった。秋田ならきりたんぽだろということで、きりたんぽが食べられそうなお店を検索。きりたんぽと比内地鶏が食べられるということで酒季亭 比内やというお店にしました。ぐるなび - 酒季亭 比内や 秋田店

 

f:id:tefutehu:20140803174507j:plain真夏のきりたんぽ

どうです?美味しそうでしょ?夏のくっそ暑い日に冷房ガンガン効かせて、鍋をホットプレートで沸騰させて、非省エネな物が人間は大好きですからね。

f:id:tefutehu:20140803175151j:plain日本酒三種飲み比べ

他にも地ビールだったり、馬刺しだったり、いぶりがっこ(燻製たくあん)だったり、刺身盛り合わせだったりを頂いてご機嫌で退店。お会計もご機嫌なことになっていたことに頭を抱えつつお店をあとに。

 

お腹いっぱいになったから竿燈まつりを観に行った。適当に日程を決めたら運良くお祭りの日だったのさ。まあ、お祭りがあったから、ホテルが中々見つからなかったんだけど。

f:id:tefutehu:20140803193140j:plain竿燈まつりの様子

こいつを片手で持ったり、肩や額に乗せたり、腰に乗せたりする。が、普通に失敗して倒したりもする。壮観である。

燦然と輝く竿燈に目を奪われている友人の横で、僕の目に映ったのはあの秋田っぽい衣装を身に纏った秋田美人だった。

もう友人そっちのけで写真撮りまくったね。挙句の果てには友人の方がいいカメラ持ってるからそっちで撮らしてた。だって秋田だもん。秋田小町写さんと。

 

きりたんぽ食べられて、竿燈まつりも見られて大満足でホテルに戻り、ちょっと飲んで別々の部屋に別れた。

 

駅前の東横インに泊まったんですけど、ビジネスホテルといえばほら、あれですよ。ペイチャンネルじゃないですか。僕は未だに利用したことがなく、これは見ないとってことで、カードを購入。500円で見放題、これは安い。

うおー!すげー!マジで見れんじゃん500円とか安いじゃん!うひょー!と一通り僕の中の思春期が大はしゃぎした後、「これ流しながら寝るの贅沢じゃね?」という謎の思考に。頭の中が腕白少年な僕は実践せずにはいられない。

 

うるさくて寝れん。そして何よりも不愉快。これが結論だった。

 

 

二日目、8月4日。秋田市内を観光。久保田城跡を見たり、ババヘラアイスを食べたりした。

お昼は稲庭うどん食べたいねってことで佐藤養助に。ぐるなび - 佐藤養助 秋田店(秋田市/うどん)

 

f:id:tefutehu:20140804110749j:plain二味天せいろ

つゆとごまだれと二種類あった。美味しかった。

 

お昼のあとは五能線に乗って青森へ。リゾートしらかみだよ~。

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このリゾートしらかみ、海岸線を走ったり車内でイベントがあったり、鉄道ファンには人気みたい。

天気は曇だとか、できれば女の子と見たかった海岸線、とかは置いておいて乗車。最初の一時間ほど寝てしまいました……。でも海岸線走ってた時はばっちり起きてたから大丈夫大丈夫。

f:id:tefutehu:20140804154915j:plainしらかみの車窓から

このリゾートしらかみの乗車時間なんと五時間。そりゃ寝るわ。ってことで新青森着。

青森行ったらねぶたでしょってお決まりですけど、新幹線までの時間が30分しかないんですよね。もうね、30分で青森を堪能しようと駅での立ち回りは大車輪のごとく、あ、自分ってこんなに早く行動できるんだって。

しじみラーメン食べて、おみやげ買って、駅弁買ってはい青森終了!ってな感じで今回の旅行終了。終わりはいつも目まぐるしく、人の性ね。

 

次回、てふてふ仙台へ 乞うご期待

縦横オーバードライブ

どうもこんにちは、親と社会から与えられた猶予の期限が迫ってきているてふてふです。

愛しい日々は泡のように消えてくとJUDY AND MARYYUKIちゃんが教えてくれましたが、まさにそんな感じで、長い長いと始まった時は思っていた二十二年間に終わりが近づいている。

そんな二十二年間の集大成、大学四年生の卒業旅行のことを撮ってきた写真を眺めて、記憶を反芻しながら綴っていきたいと思う。まあ旅の記録ですね。僕は忘れっぽいのでこうでもしておかないと後悔するってことに今更気づいたんです。二十年かかりました。

 

 

――旅行二日前、僕はテキストを握りしめ、両目を充血させていた。

 

と、いうのも色々な理由が重なり、ある試験の日程が旅行前日になってしまったからだ。もう少しあとに受けようと余裕をぶっこいていた僕は、試験二日前だというのにテキストを一周もしていない状況だった。気が気じゃなかった。僕は徹夜を決意した。

 

 

――旅行前日、僕は起きていた、日の出づる様を眺めていた。

 

テキストを握りしめ。おそらく机に二十七時間ほど向かっていただろう。僕にとっては快挙だ。テキスト問題集共に一周半程はできたうえ、問題集の付録の模擬試験にも受かったため、これは試験に合格したという根拠の無い自信に溢れた朝であった。

試験後はスーツを買いに行く予定であったので、息抜きにどんなスーツを選べばいいのかを調べたりし、時間になったので試験会場へと向かった。

簡単な試験の説明を受け、試験に望む。なに、試験前日にテキストが終わったとはいえ、毎日、一日置き、いや気が向いたら勉強していたのだ。一夜漬けというわけではない。受かるだろう。と、高をくくっていた。

 

 

 

「え、分からない」

 

 

一問目からそう心のなかで必要のない独り言を呟く。模擬試験と形式が違った。まあまあ、この先解ける問題に溢れているだろう、模擬試験に受かったしね。っていう軽い気持ちで解答していきリズムを掴んでいこうと思ったが、一向にその時は現れることなく、試験終了。僕は模擬試験を恨んだ。

そのままもぬけの殻でスーツを買いに洋服の青山に行き、猫背を馬鹿にされ、帰宅し荷造りをした。

 

 

 

あ、試験は受かってました☆ハハッ

 

 

 

――旅行一日目、眠い目をこすっていた。

 

前日徹夜していたのにもかかわらず、ほとんど眠れなかったわけだ。僕は昔から遠足前日などはワクワクして眠れないたちで、現在も治っていない。全く小学生かってんだ。未だにニキビが収まらないわけだ。思春期が終わらない。

僕はスーツケースを引っ張り最寄り駅に向かう。道中特に問題なく友達と合流、空港までのバスで睡眠、飛行機で爆睡とあっという間に目的地に到着。鹿児島だ。空港前で記念写真を撮った。

鹿児島空港の前には足湯がある。「ああ、空港の前に足湯があるんだすごいな」と関心していた僕の目の端、いや、完全に中心を捉えていた。本能だった。

 

 

 

パンツがガッツリ見えた。おばさんの。すごいへこんだ。

 

 

足湯のうえ、彼女が身に付けていたものはスカートではなく、ショートパンツだった。そのため、警戒心が薄れていたのであろう。脚とショーパンの隙間からお尻を中継して、ベルトで締め付けている部分まで見えてしまった。

一人で抱えるには余りにも重すぎる事実だったので、すぐに周りの友人に漏らした。すると、一人の子に「おばさんじゃないよ!あれはお姉さんだったよ!」と、励まされた。だから僕の記憶の上ではお姉さんのパンツを見たことになっている。因みに目撃したのは一瞬のことで、その後彼女のご尊顔をじっくり確認する勇気は僕にはなかった。

一日目は観光する時間は無かったのですぐに宿に向かった。

宿では温泉を味わい、ビュッフェ(最近ではこう呼ぶんですね。僕は未だにバイキングだと思っていますよ。こういう業界の名前変えてやれトレンドだ、やれ最新だ、流行だというのにも辟易としますね。デザートをスイーツと呼んだりとか)も楽しんだ。

「寝不足だし、今日はガッツリ眠れちゃうな~」と、床につく。久し振りに友人に会ったなとか、そもそも春休みだから人に会ってないなとか思いながら。

そしたら午前二時ぐらいに地震が来るんですよね。

もうね、旅行先で地震来るとは思わないでしょ。たとえそれが震度二の弱い地震であっても。ま、まあ弱い地震だし?別に怖くないし?でも一応ニュース確認してみよっかな~なんて確認してみれば、四国を中心として震度五強なんてね。滅茶苦茶強い地震じゃない。その後すぐに癖で2ちゃんを見てしまい、南海トラフ地震がもうじき起きそうだとか、3.11の二日前とその日の天気図が似ているだとかの情報(オカ板からの引用)を見てしまった。周りはとっくに眠りに落ちていて、「おい、旅行中に大地震かよ」「まあ旅行している間に死ねるなんて幸せかもな」なんて一人で布団で震えていた。そのため、また寝不足である。

ちなみに二日後なにも起きず、僕はこうして無事に帰ってきて今ブログを書いている。

 

 

――旅行二日目、眠い目をこすっていた。

 

準備を済ませ、早速桜島へと向かった。レンタカー(僕はこの旅行中一度も運転をしていない)ごとフェリーに乗り込み、さあ行くぞ!抜錨だ!と勇んでいるとき、ある感覚が身体中を駆け巡る。

 

 

 

「うんこがしたい」

 

 

朝グダグダしていたくせに、温泉には入りたがったため、トイレにいく時間がなかったのだ。慌てて友人にお手洗いの位置を聞き、厠に駆け込む。デニムとパンツをいっぺんにおろし便座に腰掛ける。

 

「よかった間に合った」

 

と、安堵していたら、今度はうんこがでないのである。お前まで安心しているんじゃねえ。さっさと顔を見せろ、水面が波もたてず待ちわびているぜ。なんてしている内に、便座から振動が、明らかに船底から何かが駆動している衝撃が伝わってきたのであった。

 

 

 

うんこしているうちに出航していた。

 

 

こんなこと一人で抱えていられるわけもなく、友人に報告した。「声が大きい」と一蹴。

「あら、あの子。うんこしてて出航の瞬間に立ち会えなかったのね。かわいそう」なんて周りの乗客から視線を集めることもない。鹿児島の人間も案外冷たいのである。他人に関心を持たないのは都会の人間だけではないということを身に刻んだ瞬間であった。

そうこうしているうちに桜島に到着。

「うおーこれが桜島か!あれが噴火を繰り返している山か!高いぜ大きいぜ!」

なんてことはなく、曇り空で島の全貌は一望できず。残念。桜島を軽くドライブし、観光も終え、いよいよ熊本へ。

そうなんです。今回の旅行は一日一県九州を北上し、観光していこうという広く浅くプランなのです。すごい楽しかったのですが、これの良くないところは、県の一部しか見ていないくせにその県のことを知った気になることなんですよね。まあ、それは置いておいて、熊本へ向かいました。

熊本の貸別荘(今回の旅行の計画の立案、施設の予約に僕は一切関わっていない)に向かうわけだけど、熊本って雪降るんですね。貸別荘に向かう道がことごとくチェーン規制でいつまでたっても辿り着けない。三回も迂回してようやく到着。

いい別荘でした。

取り敢えず、日も暮れていたので、ご飯処を探しに行ったが、まあ見つからない。仕方なく、途中で見付けたデイリーヤマザキでレトルトなどの食材を買い、貸別荘で調理することになった。

冷凍庫を物色していると、コンビニには似つかわしくない精肉が。バーコードも付いている。これには僕も大歓喜。一応レジのばあさんに確認を取ってみると、

 

 

 

「ああ、それうちのだわ」

 

 

だと思ったよ。なんかスーパーのそれっぽいバーコードだったもん。私物を陳列棚に置いとくなクソが。

そのまま買い物を進めていき、コンビニなのにかご四つ分の商品、店内にはばあさん一人。まあ、そのばあさんがレジ打ち遅いのなんの相対的に袋詰めも遅いから、レジの中に入って袋詰めを手伝うことに。

そしたら、山奥のコンビニだけど、客来るのね。卵とハム持って並んでるの。レジにはばあさん一人。僕達の大量の商品は精算前。

そしたらなにをとち狂ったかばあさんが、「レジやって」って言うの。周りを見渡しても店員はばあさん一人。なんかね、どうやら僕に向かっていってるらしい。僕は思ったね。

 

「このばばあ何故僕が某スーパーでチェッカーをやっていたと知っている?」

 

って。まあそんなこと知っているわけはなく、このばばあ若者なら何でも機械を使いこなせると思っているに違いない、そう僕は思った。ここは若者代表としてこのばばあに若者の力を認めさせないといけないと思ったね。

そして僕は二番レジに立つ。慣れた手つきでハムを二つスキャン。「たけえ、他で買えよ」なんて心のなかで呟きながら、卵に手をかける。読み込まない。卵のバーコードを読み込まない。

 

「ばあさん!卵!バーコード読まないよ!」

「卵はね!290円!食品!」

 

実に不親切な説明である。

しかし、この僕、駅前の激務のスーパーでチェッカーをやっていた経験と柔軟な思考力を活かし、この課題を難なくクリア。客のばあさんに、

「本当にあってるぅ?」

なんて冷やかしを受けるも、レシートを見せながらの相互の確認で理解を得る。この一連の動作、実に冷静であった。その後、もう一人鮮やかに接客し、コンビニをあとにする。

僕がレジ打ちをしている様子を友人が写真に撮ってくれていたので、後で確認してみたら、どうみてもレジの金を盗んでいるようにしか見えなかった。私服だし、リュック背負ったまんまだし、目つき悪いし。目つきは関係ないだろ!生まれつきだよ!

なんて不用心なやつだ、この不用心ばばあと毒づきながら帰路につく。

 

 

――旅行三日目、眠い目をこすっていた。いや、もういいよって感じですよね。僕、旅行中もわくわくして眠れないたちなんです。修学旅行とか「みんなまだ起きてるぅ?もう寝たかなぁ……」とか言うタイプなんです。

 

この日は大分に行く予定だったので早々と出発の準備をした。出発前に別荘の前で大家さんに集合写真を撮ってもらった。そしたら、徐ろに自分の携帯を取り出して僕達の写真を撮ってるの。大家曰く「この写真をじゃらんのブログに載せて、Facebookで共有する」とのこと。

このばあさんSNSを使いこなしてやがる。そういえば、貸別荘のオーディオは充実していたし、ルンバまであった。なんてハイテクな野郎だ。ハイテクばばあだ、と脳内でそっとこぼした。

 

と、いうわけで行ってきました九重夢大吊橋!

この九重夢大吊橋は日本で一番高くて長い吊り橋らしい。まあ僕そういうの平気だし?写真で見る限りたいしたことないし?軽く渡っちゃう?とか思っていたんですけど、マジで怖いですね。何あれ。どうやって吊ったの。なんで足元すけさせたの。自分がこんなに臆病なやつだとは思わなかったぜ。一緒に来てた子に若干馬鹿にされたけど違う。愛すべきたくさんの人たちが僕を臆病者にするってMr.Childrenの櫻井くんも言っていた。守るものが増えすぎたんだよ。

とはいえ、未だに目指していたジャンプの主人公のような勇敢な人間にはなれそうにもないな。引導を渡してくれてありがとう九重夢大吊橋、もう二度と来ない。

橋の向こう側で唐揚げを売っているばあさんの話や、バーにすねをぶつける事件などもあったが割愛する。

その後地獄巡りでプリンや茹で卵を食べ、場違いのホテルで海岸沿いの露天風呂と、料理を頂いて、駐車場の狭い貸別荘に泊まった。この貸別荘なんと露天風呂が付いているハイスペック貸別荘で超オススメ、是非泊まってください。因みにお湯がたまるのに一時間強かかるそう。

 

 

――旅行最終日、福岡へ。

 

最終日ということで時間がないので、朝早く出発。十時半からやっているもつ鍋屋に滑り込んで、ランチセットを頼む。このランチ、もつ鍋の他に馬刺しや明太子、その他諸々が付いてくる。このもつ鍋や馬刺しがとても美味しく、美味しかった反面、僕が今まで食べてきたもつや馬刺しが偽物だったことに気付かされるという諸刃の刃であった。

次は太宰府へ。太宰府天満宮には学業の神様が祀られているということで、学業の神様に学生生活、ひいては学業の終了を報告しに行くという、なんともシュールな参拝になってしまった。

空港で博多ラーメンを食べ、水炊きが食べられなかった後悔をトランクにしまい、搭乗手続きを済ませ、家路につく。

帰りの電車でこの四日間の九州旅行を思い返す。エレベーターでボタンの前に居るのに開閉ボタンを押さない非常識ばばあ、客にレジ金触らす無用心ばばあ、SNSやその他電化製品を使いこなすハイテクばばあ、からあげ揚げてるからあげばばあ、ばばあばっかじゃねえか!インパクト強すぎるんだよ!もういいよ!

 

 

 

こうして僕の春休みの一大イベントが終わった。あとに控えた卒業式が学生生活に終わりを告げる。

日中はコートが要らないくらいに暖かくなってきた。春だ。来月から新しい日々が、めまぐるしい日々が始まる。

私服を脱ぎさり、スーツを身に纏っていく。

大好きだったあの教室にも、何度も行った定食屋にも、もう行くことはないだろう。

毎週、毎日会っていた友人にも会う機会はめっきり減って、もう二度と会うことはないかもしれない。

愛しい日々は泡のように消えていった。けれどこの日々は僕の中で確かな形となって残っている。

練乳いちご撲滅委員会

こんばんは。遅れてきた反抗期、てふてふです。

 

突然ですが今日はお昼にパンケーキを食べてきたのでそのことについて書いていこうと思います。

 

と、いうわけで行ってきました原宿。

平日ということで空いてはいたんですが、僕はあまりこの町が好きじゃないんですね。

混んでるから。人が多いから。

 

早速店に向かうと既に長蛇の列。野郎二人で並びましたよ一時間半。

周囲の人たちに軽くホモ疑惑をかけられながら入店。

 

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はい、どーん!!

大量にホイップクリームが乗ったいちごのパンケーキです!!

他に言い方はないのかとか思ったりしますが気にしない。

 

見ての通りホイップクリームがとても多いですが、凄く軽くてふわふわしていてまるで羽毛布団。

パンケーキももっちりとしていて、今まで家で作っていたホットケーキが偽物だということに気付かされてしまいました。

 

何だこの滑らかなホイップクリームは!絹製か!絹製なのか!(?)

いくらでも食べられる!!!うめえ!うめえ!

これが本物のパンケーキや!!!!!!!

 

 

 

と、この時は思っていました。

 

パンケーキを二枚食べた辺りで違和感が確信に変わる。

 

 

 

飽きた。

 

 

鮮やかに飽きました。

ここでテーブルの脇に取り皿があったことに気付く。

まさか分けて食べるのがスタンダードなのか?

 

気付いたところで後の祭り。テーブルの上には二つの巨塔。

「昔は丼で生クリーム食べてたのにな。これが年を取るってことかへへっ」

なんて減らず口を叩く余裕もなく、ついに無言の時間が流れる。

さっきまで軽やかだったホイップクリームも、今では何日も干していない布団のように重たく胃にのしかかる。

噛みきれないパンケーキ。

磁力を帯びた口。

食器の無機質な音。

石になった両手。

 

 

 

って書くと全然美味しくないみたいですが、そんなことはないです(笑)

とても美味しかったです。

ただホイップクリームを二倍にするのは、よほど自信がない限りよした方が良さそうです。

僕も思った以上に体がホイップクリームを受け付けなくて老いを感じましたよ。

認めてなったんですけどね。

隣の女の子たちも途中で完全に沈黙していました。

よくテレビでやってる超大盛りチャレンジとかで、最後の一口が中々口に運ばれなくて苛々することってあるじゃないですか。

あと少しなんだから頑張れよって。

無理っすわ(笑)

 

まあ強いて言うなら、いちごはシロップ漬けにしないでほしかったですね。

かの千利休はスイカに砂糖をかけて出されたときに憤慨したという(今回の件とは全く関係ない)

自分の真心を尽くすのが茶道であり、それ故に全ての虚飾を払い、ギリギリの本質を追求するものであるという(今回の件とは全く関係ない)

つまり、いちごをシロップに漬けることは、本来の美味しさを殺す虚飾であるのだ(今回の件とは全く関係ない)

 

 

本日得た教訓は、

パンがなければケーキを食べればいいということはない。

特にどうということはない。

どうもこんばんは、お久し振りです。てふてふです。

久しぶり過ぎて文章の書き方忘れたっていうか元々書けませんがつらつらと書いていこうと思います。

 

本日学校が始まりました。始まってしまいました。

学生生活残りあと一年になってしまい、若干の焦りを感じている毎日です。

最後の一年はモテるために活動していこうと思います。

具体的にはハンカチを常に持ち歩いたりなど紳士を目指すことですかね。

もう書くことが無くなりましたね。これからは常にネタを探しながら生きていこうと思います。それでは。